昔話あらすじ

【わらしべ長者】あらすじをサクッと簡潔にまとめてみた!

あらすじイヌ
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わらしべ長者のサクッとあらすじ!

まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪

 

わらしべ長者の登場人物
  • 貧しい男…真面目だが運のない男。運が欲しいと観音様に頼み込み…
  • 赤ちゃんを連れたお母さん…男からわらしべをもらい、お礼としてみかんをあげる。
  • お嬢さま…旅の途中で具合が悪くなったところを男に助けられる。のちに長者の娘と判明し、男と結婚する。
  • 強引な男…無理やり弱っている馬と絹の反物を交換し、その場を去るヒドイ男。
  • 長者…城下町の長者。男の誠実さに魅かれ、娘の婿として迎え入れる。

 

サクッとあらすじ!
  1. 運がなく貧しい男は、観音様からの助言通りわらしべを手に西へと旅立つ
  2. いろいろな出会いから、わらしべ→みかん→高級な反物へと変わっていく
  3. 強引な男によって、弱っている馬を押し付けられるが誠実な態度で馬をお世話する
  4. 元気になった馬によって、長者の元へと導かれる。誠実な態度が評価され男は長者の娘婿として幸せに暮らすことになった。

 

わらしべ長者のあらすじ!

むかし、むかし

何をやっても上手くいかず、運に見放された貧しい男がいました。

 

そんな貧しい男が、通りかかった観音様に

自分の命と引き換えでもいいから「運を授けてほしい」と願掛けをしました。

 

すると観音様は男に向かって言いました。

 

お堂を出たときにお前は転ぶ

そのとき、何かを手にする。

その手にしたものを大事にしなさい。

そして、西の方角へ向かうのだ。

 

観音様からのお言葉に男は半信半疑でした。

これは夢なのかもしれないと。

 

しかし、男はお堂をでると

観音様のお言葉通り

すってんころりん、転んでしまいます。

そして、手には…

1本のわらしべを掴んでいたのでした。

 

1本のわらしべを手にして

男は西へ歩いていくことにしました。

すると、道中で赤ちゃんをおぶったお母さんに出会いました。

 

その赤ちゃんは、えんえんと泣いており

お母さんは困った様子です。

男は、手に持っていたわらしべを見せると赤ちゃんは泣き止やみました。

わらしべを赤ちゃんにあげた男はお母さんからお礼に3つのみかんをもらいました。

 

男は再び西に向かって歩みを進めました。

すると今度は、おじいさんと具合の悪そうなお嬢さまがいました。

 

おじいさんはお嬢さまに水を飲ませたいと男に相談します。

男は水のかわりにお礼にもらったみかんを差し出します。

するとお嬢さんは回復し、

男は、おじいさんからお礼に絹の反物をもらいました。

 

男はどんどん物が変わっていくことが楽しくなってきました。

ワクワク、ルンルン

足取り軽く、さらに西へと進んでいきます。

 

しかし、その道中…

今度は強引な男に出会い、

持っていた高級な反物と弱って倒れている馬を無理やり取り換えられてしまいます。

 

あぁ…

やっぱり自分には運がないんだ…

悲しい気持ちになった男でしたが、

もともと優しい性格の男は弱って倒れていた馬を一晩中介抱してあげました。

 

すると翌朝、馬は元気になり

馬とともに城下町まで一緒に歩きました。

 

男は城下町で、馬のえさを探していると

男が連れていた馬が、あまりにも立派だとうことで

城下町に住む長者は貧しい男を呼び、馬を譲ってくれとお願いします。

 

すると、長者は

1000両で馬を譲ってほしい

と言うのです。

 

これには男もびっくり仰天!

お金とは縁のない人生を送ってきた男にとって

1000両という金額は想像もつかないほどの大金でした。

あまりにも驚いた男は気を失ってしまいます。

 

目が覚めた男はさらに驚きます。

このとき、男を看病していたのは

あのとき、みかんをあげたお嬢さまだったのです。

なんと、お嬢さまの正体は長者の娘だったというわけです。

 

長者は、娘を助けてくれた誠実な男に対し

「婿になってほしい」と申し出ます、お嬢さまも嬉しそう。

 

そして、お嬢さまと貧しかった男は結婚

晩年は街を裕福にして自分も裕福な長者になりました。

 

生涯、男はあのお堂での気持ちと観音様への感謝を忘れることなく、

わらしべ長者としたわれる人徳のある人になりました。

わらしべ長者のまとめ、教訓と感想!

何気ないごみのような物が、他の人にはかけがえのない価値があるということを貧しい男は身を持って教えてくれています。

強引な男は、馬の本当の素晴らしさを見抜くことができず「邪魔者」として貧しい男に押し付けていきました。

また、馬を放置できなかった男の優しい性格が馬を元気に立派に回復させたのです。

そして、本当に必要としている人のもとに馬がたどり着いた時、今までの成果が貧しかった男に幸せをもたらしたのです。

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