昔話あらすじ

【あずきとぎ】昔話のあらすじをサクッと簡単にまとめてみた!

あらすじクマ
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あずきとぎのサクッとあらすじ!

まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪

 

あずきとぎの登場人物
  • 兵六…少し頭の足りない若者。怖い話をちっとも怖がらない。
  • あずきとぎ…寺の本堂に住む妖怪。しょきしょきしょきという不気味な音とともに「あずきとぎましょうか。人殺しましょうか。」という声だけ聞こえる。

 

サクッとあらすじ!
  1. ある薄気味悪い寺にあずきとぎという妖怪がいるといわれていた。
  2. 全く怖がらない兵六はお寺に肝試しに行き本堂であずきとぎにあった。
  3. 全く怖がらない兵六の前に大きなぼたもちが落ちてきて、それからというもの兵六は毎日ぼたもちを食べに行った。
  4. ぼたもちの話を信じてくれない村の衆たちとあずきとぎのところに行くが落ちてきたのは茄子の漬物だった。「これが本当のモテナスじゃ」

あずきとぎのあらすじ!

昔あるところにそれは気味の悪い寺があったそうな。

その寺には、大変恐ろしい化け物が住んでいました。

人魂や、身投げの古井戸、一本足の傘小僧…。

 

皆が集まって村のじいさんの怖い話を聞いていた夜のことです。

兵六はあまり怖がっていない様子。

そんな様子に、じいさんはあずきとぎの話をします。

あずきとぎは本堂に住んでいるお化けで誰も正体を見たことはなく

「あずきとぎましょうか。人殺しましょうか。」

と声が聞こえてくるという。

 

しかし、そんな話を聞いても兵六は怖がらない。

兵六のしらけた態度に、せっかくの雰囲気はぶち壊しです。

村の衆は腹を立てて、それなら兵六の度胸試しをしようということになりました。

 

実際に、あの気味の悪いお寺に出かけた一向。

次から次へと出てくるお化けに怖がるみんな。

それに比べてどこ吹く風の兵六。

ついに兵六は一人で本堂に行き、真ん中に座ったのでした。

そして、あずきとぎに出てくるよう話しかけます。

すると、そこへ稲妻が。

 

そして、しょきしょきしょきという音とともに

「あずきとぎましょうか。人とって殺しましょうか。」

という不気味な声が。

 

兵六はそれでも怖がらず、もっともっと怖がらせろといいます。

それでも同じ声が聞こえるばかり。

もっともっとと繰り返すうちに、目の前にとても大きな小豆の餡でくるまれたぼたもちが。

 

兵六はぺろりと食べてしまいました。

それからというもの、兵六は昼間は畑仕事に精を出し、夜になると本堂に行き大きなぼたもちを食べるように。

でも、それも毎夜のことになると、だんだんぼたもちも小さくなってきました。

 

ある日、隠してきたぼたもちのことを村の衆に話してしまいました。

しかし、皆は信じてくれません。

そこでその晩、みんなで本堂に確かめに行くことになりました。

いつものように本堂に着きましたが、声も聞こえずぼたもちも落ちてきません。

痺れを切らして兵六が呼びかけるとすると稲妻が光り、上から茄子の漬物が。

 

兵六がどういうことだと問いかけると

「毎晩毎晩、ぼたもちなんかないわい。たまには茄子の漬物でも食え。

これが本当のモテナスじゃ。

あずきとぎのまとめ、教訓と感想!

お化けや幽霊の話で怖いお話かと思いきや、ダジャレがきいた面白いお話でした。

毎晩やって来る兵六どんにあずきとぎもうんざりしていたのでしょうね。

いつ、怖くなるのかハラハラしますが、最後は大笑いですね。

あらすじクマ
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不気味なあずきとぎだけど、モテナスは座布団1枚!

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