昔話あらすじ

【猿地蔵】日本昔ばなしのあらすじをサクッと簡単にまとめてみた!

あらすじクマ
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猿地蔵のサクッとあらすじ!

まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪

 

猿地蔵の登場人物
  • 働き者のおじいさん…猿をこらしめようとお地蔵さんに化け、猿たちからお賽銭にとたくさんの小判をもらう。
  • 猿…おじいさんの畑にいたずらをするこまったやつ。お地蔵さんを山のお堂に連れて行く。
  • 欲深いおじいさん…働き者のおじいさんのまねをして小判を貰おうとするが、変装が猿たちにばれ、えらい目に合う。

 

サクッとあらすじ!
  1. 働き者のおじいさんはいたずら猿たちを懲らしめるためにお地蔵さんに変装した。
  2. 猿たちはお地蔵さんを山のお堂へと連れて行き、たくさんの小判をあげた。
  3. 欲深いおじいさんは自分も小判を貰おうと思ってお地蔵さんに変装した。
  4. 途中で変装がばれ、猿たちに川の中に落とされえらい目に合ってしまった。

猿地蔵のあらすじ!

昔々、働き者のおじいさんがおりました。

おじいさんはそばを育てておりましたが、猿のいたずらに困っておりました。

追い払っても追い払っても猿のいたずらは止まりません。

 

ある日おじいさんは、自分がお地蔵さんに変装して畑に立てば

猿たちもいたずらをやめるのではと思いつきました。

 

さっそくおじいさんはお地蔵さんに変装して畑に立ちました。

 

そこへ猿たちがやってきて、お地蔵さんを山のお堂へ連れて行こうと担いで運び出しました。

おじいさんは驚きましたが、ばれないように息を殺します。

 

川を渡るとき、猿たちはお地蔵さんお尻をぺしゃりと叩いて歌います。

その歌のおかしいことおかしいこと。

 

おじいさんは吹き出しそうになりましたがここで吹き出しては自分がお地蔵さんになっていることがばれてしまうと思い、必死に笑いをこらえました。

 

やがて山のお堂に着きました。

猿たちはお地蔵さんをお堂の中に入れました。

どうかおらたちの暮らしがよくなりますように、そう言ってたくさんの小判をお賽銭として投げ入れます。

猿たちは拝み終えるとどこかへ行ってしまいました。

 

おじいさんはこれは思わぬお宝だと喜んで、たくさんの小判を持って家に帰りました。

その話を聞いた隣に住む欲深いおじいさんとおばあさんは自分たちもお地蔵さんに変装して猿から小判を貰おうと考えました。

 

次の日、さっそく欲深いおじいさんはお地蔵さんに化けて畑に立っていました。

そこへまた猿たちがやってきてまた山のお堂へ運んでいきました。

 

川を渡るとき、またあのおもしろい歌を歌い始めた猿たち。

欲深いおじいさんはこらえきれず吹き出して大笑いしてしまいました。

 

すると驚いたのが猿たち。

これはお地蔵さんじゃなくて人間だ!

怒った猿たちはそのまま欲深いおじいさんを川の中へ捨てて行ってしまいました。

 

欲深いおじいさんはぼろぼろになって家に帰りました。

人のまねをして欲深いことをするからバチがあたったんですね。

おしまい。

猿地蔵のまとめ、教訓と感想!

おもしろくてタメになる昔話ですね。

猿たちの歌でくすくすと笑う人も多いはず。

いたずら好きな猿たちでもお地蔵さんに一生懸命お願いする姿から、昔の人の信仰心を感じることができますね。

 

また、欲深いおじいさんは人のまねをしたばっかりに大変な目に合ってしまいました。

他人を羨まず、身の丈に合った生活をしようという戒めですね。

あらすじクマ
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お猿さんの歌おもしろいね!

思わず笑っちゃった。欲深さはやっぱりダメだよね。気を付けよう。

絵本おばあちゃん
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