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【うさぎとかめ】童話のあらすじをサクッと簡単にまとめてみた!

あらすじヒヨコ
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うさぎとかめのサクッとあらすじ!

まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪

 

うさぎとかめの登場人物
  • うさぎ…とっても走るのがはやい。なかまとかけっこするのがだいすき。
  • かめ…ゆっくり歩く。うさぎをかけっこに誘う。

 

サクッとあらすじ!
  1. 足のはやいうさぎがいて、なかまとかけっこをするのがだいすきだった。
  2. しかし、うさぎは足のおそいかめのことを笑い、かめはむっとしてうさぎをかけっこに誘った。
  3. うさぎは負けるはずがないとたかをくくり、かけっこの途中に昼寝をした。
  4. かめはうさぎが寝ているあいだにゴールして勝ち、うさぎはかめのことをばかにしなくなった。

うさぎとかめのあらすじ!

あるところに、とっても足のはやいうさぎがいました。

うさぎは、どうぶつのなかまとかけっこをするのが大好き。

 

「おーい、みんなー! 今日もはしろうよー!」

 

うさぎが呼ぶと、たくさんともだちが集まってきました。

 

そこへ最後にやってきたどうぶつがいます。

それは、ゆっくりゆっくり歩く、かめでした。

 

うさぎはかめを見て、びっくり。

 

「かめくんったら、なんて足がおそいの? そんなのじゃあ日が暮れちゃうよ」

 

うさぎがそう言うと、かめはむっとしました。

 

「それじゃあ、ぼくとかけっこをしようよ。きっと負けないよ」

 

かめがさそうと、うさぎはおなかをかかえて笑います。

 

あっはっはっ!

 

「かめくんがぼくとかけっこ? いいとも、ぼくが負けることなんて絶対にないよ」

 

そしてかけっこの当日。

 

位置についた二匹は、はじまりの合図でかけっこをはじめました。

 

びゅん! と、うさぎが走っていき、あっというまに見えなくなりました。

 

かめはというと、ゆっくり、ゆっくり、歩いています。

 

「かめくんのやつ、追いつきっこないよ。はーあ、走るのにも飽きてきたな!」

 

うしろをふりかえったうさぎは、まったくかめの姿が見えないのであくびをしてしまいました。

 

「なんだか眠たくなってきた。よし、あそこでおひるねしよう!」

 

そして、大きな木を見つけると、その木かげですやすやと眠りはじめてしまいました。

 

その頃、かめはえっちらおっちら、ゆっくり進み続けていました。

1時間たち、2時間がたち……、日も暮れてきています。

 

しかし、かめは木かげで眠っているうさぎを見つけました。

 

「おや、こんなところでうさぎくんが寝ている。よし、このあいだにゴールしよう」

 

さて。うさぎが目をさますと、あたりはまっくら。

 

「しまった!」

 

あわててかけっこにもどろうとしますが、なんと今にもかめがゴールしそうではありませんか!

 

「ま、待ってくれー!」

 

うさぎは追いつこうとちからいっぱい走ります。

でも、間に合いませんでした。

 

結局、勝負はかめの勝ち。

 

ふたりは原っぱのうえで休憩をしながら、あくしゅをしました。

 

「ほらね。ぼくが勝つって、言ったでしょう」

 

「ごめんよ、かめくん」

 

うさぎがかめをばかにすることは、もう二度とありませんでしたとさ。

 

おしまい。

うさぎとかめのまとめ、教訓と感想!

このお話には

「自分のちからを信じすぎないことも、大事だよ」

というメッセージがあったように思います。

 

うさぎは、自分の足のはやさなら、かめに負けるわけがないと思っていました。

自信を持つことは、すごくいいことだと思います。

だけれどそれが、相手をばかにすることにつながったり、なまけることにつながったりするのはきっとよくありません。

たとえばうさぎが、

「もしかすると走っている途中にけがをするかもしれないから、最後まで勝てるかどうかはわからない」

「かめくんはいつもわざとゆっくり歩いているだけで、本当はすごくはやいのかもしれない」

「おひるねをすると寝坊するかもしれない、やめておこう」

なんて最後まで考えられていたら、このお話の結末はちがっていたことでしょう。

“自分のちからを信じすぎないこと”

あなたはどう思いますか?

あらすじヒヨコ
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かめくんが勝ったあと、うさぎくんがちゃんと謝ってすてきだったね!

うさぎとかめはいいお友だちになれそうだね。

絵本おばあちゃん
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