昔話あらすじ

【見るなの座敷】あらすじをサクッと簡単にまとめてみた!

あらすじイヌ
あらすじイヌ

見るなの座敷のサクッとあらすじ!

まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪

 

見るなの座敷の登場人物
  • お茶売り…道に迷いある立派のお屋敷にたどり着き留守番することなる。
  • 美しい女…お茶売りに留守番を頼み、4番目の部屋だけは絶対に見てはいけないと言った。

 

サクッとあらすじ!
  1. お茶売りは道に迷ってしまい、立派な屋敷にたどり着いた。
  2. 美しい女の人はお茶売りをもてなし、留守番を頼んだ。留守番中、4部屋あるうちの3部屋は見てもいいが最後の部屋だけはみてはいけないといった。
  3. お茶売りは3部屋見て楽しんだが、どうしても最後の部屋を見てみたくなり覗いてしまった。
  4. 美しい春の景色が広がっていたが、絶対に見てはいけないと言ったのにとウグイスがいいながら飛び去ってしまい、気づくとそこはぼろぼろの家の前だった。

見るなの座敷のあらすじ!

全国を渡り歩くお茶売りがいた。

 

ある日、お茶売りは道に迷ってしまったが

立派なお屋敷を見つけそこで休ませてもらうことになった。

 

屋敷にいた美しい女の人は、お茶売りを美味しい料理やお酒でもてなした。

お茶売りは上機嫌。

 

しばらくすると、女の人が外出するので留守番をしてほしいと頼まれた。

お茶売りは快く引き受けた。

 

女の人はお茶売りに、退屈してはいけないから3部屋のお座敷はどれでも見てもいいから楽しんで。

でも、4部屋あるうちの最後の1つの部屋だけは絶対に見てはいけないといった。

 

留守番していると、お茶売りはやっぱり退屈して3つの部屋を見て楽しんだ。

どの部屋も大変美しい夏・秋・冬の季節の景色でお茶売りを楽しませた。

 

すると、お茶売りはどうしても4番目の部屋が見たくなり、

とうとう我慢できずにそっと覗いてしまった。

 

そこには、大変美しい春の景色が広がっていた。

なんて美しいんだろう。

 

ついお茶売りは声をあげてしまうと、

梅にとまっていたウグイスがいっせいに飛び立ってしまった。

1羽のウグイスは

「あれほどみてはいけないといったのに」

と悲しそうに言い飛び去った。

 

あの女の人は、ウグイスが化けた姿だったのだ。

 

すると突然、びゅーっと冷たい風が吹いた。

気づくとお茶売りは、ボロボロの家の前にぽつんと立っていたのだった。

あれは夢だったのだろうか。

お茶売りがぽつんとつぶやくと、

どこからともなく「ほーほけきょ」と鳴くウグイスの声が聞こえたのであった。

見るなの座敷のまとめ、教訓と感想!

見るなと言われたら見たくなる…

そういった経験、だれでもありますよね?

このお話の主人公は誘惑に負けてみてしまいました。

日本の昔話はこのように、してはいけないと言われたことをしてしまうお話が多いです。

どのお話も見てしまったものは損をしてしまいます。

人の忠告はしっかり守ろう。

自分の誘惑に勝つ強い心をもとうという戒めが込められていますね。

 

あらすじイヌ
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うーん。

見るなと言われると見たくなっちゃうよね…。

もし見なかったらどんな結末になっていたのかな?

絵本おばあちゃん
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