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【狼と7匹の子ヤギ】童話のあらすじをサクッと簡単にまとめてみた!

あらすじヒヨコ
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狼と7匹の子ヤギのサクッとあらすじ!

まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪

 

狼と7匹の子ヤギの登場人物
  • 7ひきのこやぎ…おかあさんが出かけるあいだ、るすばんをすることになる。
  • おかあさんやぎ…こやぎたちと「ドアを開けてはいけませんよ」と約束をし、町へ買い物に行く。
  • おおかみ…こやぎたちをどうにかして食べようとねらっている。

 

サクッとあらすじ!
  1. ある日、おかあさんやぎは町へ買い物に行き、7ひきのこやぎたちがるすばんをすることになった。
  2. そこへおおかみがやってきて、こやぎたちを食べるため、だまして家へ入ろうとした。
  3. こやぎたちはなかなかだまされなかったが、とうとうおおかみを中へ入れてしまい、まるのみにされてしまった。
  4. 帰ってきたおかあさんやぎは寝ているおおかみのおなかを切り、こどもたちをたすけだし、おおかみのこともこらしめた。

狼と7匹の子ヤギのあらすじ!

むかし、むかし。

あるところに、7ひきのこやぎとおかあさんやぎが仲良く暮らしていました。

 

ある日、おかあさんやぎが町へ買い物に行くことになりました。

 

「おかあさんが帰るまで、ぜったいにドアをあけてはいけませんよ。おおかみに食べられてしまいますからね」

 

「はーい!」

 

そのようすを、わるいおおかみが家のかげからじっと見ていました。

 

「しめしめ。今のうちに、こやぎたちみんな食ってやる」

 

おかあさんやぎが出かけた後、おおかみはおかあさんのふりをしてドアをノックしました。

 

こんこんこん!

 

「おかあさんよ。ドアをあけてちょうだい」

 

しかし、こやぎたちはだまされません。

 

「うそつけ! おおかみだな! おかあさんは、そんながらがらした声じゃないやい!」

 

おおかみは、ちっと舌打ちをします。

あきらめず、声がきれいになるあめをなめてから、またドアをノックしました。

 

こんこんこん!

 

「おかあさんよ。ドアをあけてちょうだい」

 

こやぎたちは、きれいになったおおかみの声を聞いて、うっかりかんちがいしてしまいます。

 

「あ! がらがらの声じゃない、おかあさんだ!」

 

しかし、ドアを開ける寸前のところで、すきまから見えているおおかみの足に気がつきました。

 

「いや、まて! やっぱりおまえ、おおかみだな! おかあさんは、まっくろな足をしてないぞ!」

 

おおかみは、また、ちっと舌打ちをします。

今度は足が白くなるように小麦粉をまぶせてから、もういちどドアをノックしました。

 

「おかあさんよ。ドアをあけてちょうだい」

 

きれいな声と、白い足。

こやぎたちは、おかあさんが帰ってきたとおおよろこびです。

ドアをげんきに開けてしまいました。

 

がおーっ!

 

するとはいってきたのは、おそろしい顔をしたおおかみ。

 

「おまえら全員、食ってやるぞー!」

 

こやぎたちは、もうびっくりです。

ちりぢりになって家のあちこちに隠れましたが、おおかみはすぐ見つけて、順番にまるのみにしてしまいました。

 

しばらくして、おかあさんやぎが買い物から帰ってきました。

 

「まあ、これはなんてことでしょう! きっとおおかみがやってきて、子どもたちを食べたのだわ……」

 

家がめちゃくちゃに荒らされているのを見て、おかあさんやぎは子どもたちを思い泣きました。

 

しくしく。しくしく。

 

涙をながしていると、どこかから小さな声が聞こえる気がします。

 

「おかあさん、ここだよ、ここ」

 

「ああ、ぼうや!」

 

柱時計のなかに、いっぴきだけ子どもが残っていました。

 

「おおかみはあっちに行ったんだ!」

 

こやぎが案内して近くの池のほとりへ向かうと、そこではおおかみが気持ちよさそうに昼寝をしていました。

おおかみのおなかはぱんぱんです。

 

「あっ。おなかがうごいた! もしかするとみんな、まだ生きているかもしれない!」

 

もぞりと動いたおなかを見て、こやぎがそう言いました。

すると、おかあさんは家から大きなはさみをとってきたのです。

 

じょき! じょき!

 

おかあさんは、はさみでおおかみのおなかを切りひらきました。

 

「おかあさん!」

「おかーさーん!」

 

その中から、わらわらと残りのこやぎたちがみんなでてきます。

ぶじに再会した7ひきのこやぎとおかあさんやぎは、ぎゅうと抱きしめあいました。

 

さて、おおかみはどうなったのでしょう?

じつは、おおかみは、やぎたちにひらいたおなかへ石を詰め込まれたのでした。

そうして、目が覚めたあとおなかが重くてふらふらしていたら、池へどぼんと落ちてしまいました。

 

こわいおおかみがいなくなり、7匹のこやぎとおかあさんやぎは末永くしあわせに暮らしましたとさ。

 

めでたし、めでたし。

狼と7匹の子ヤギのまとめ、教訓と感想!

こやぎは、お母さんの「ドアを開けてはいけませんよ」という言いつけを守ろうとしましたね。

声をよく聞いたり、足の色をちゃんと確認したり、とてもえらかったと思います。

でも、あの手この手でだましてきたおおかみがとてもこわいですね。

おおかみにつけいる隙を与えないために、お母さんとこやぎのあいだでドアを開ける合言葉を決めておいたりするのも、よかったかもしれませんね。

あらすじヒヨコ
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おるすばんするときは、気をつけなきゃ!

よーし! おおかみが来ても、ぜったいにドアを開けないぞー!

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