おやゆび姫のサクッとあらすじ!
まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪
- 親指姫…花から生まれた小さな女の子
- ヒキガエル…息子と結婚させようと親指姫をさらう
- ハチ…親指姫をさらうが、変なやつと巣から追い出す
- のねずみ…親指姫を助ける。モグラとの結婚に大賛成
- モグラ…親指姫に求婚する
- ツバメ…親指姫に助けられ、お礼に花の国へ連れて行く
- お花の中から生まれた小さな女の子は親指姫と名付けられ大切に育てられる。
- ヒキガエルにさらわれ結婚させられそうになったり、蜂にさらわれるも逃げ出す。
- 親切なのねずみのおばさんに拾われ一緒に暮らすが、モグラに求婚される。
- ツバメに助けられ、お花の国に行き王子様と結婚し幸せに暮らした。
親指姫(おやゆび姫)のあらすじ!
昔あるところにお花の大好きな女の人がいました。
ある日、特別大事にしていたお花の中から小さな女の子が出てきました。
女の人はこの子に親指姫と名付け大切に大切に育てました。
ところが夏の日のことです。
「なんてかわいい子だ。そうだ…」
何とヒキガエルが息子ガエルのお嫁さんにしようと親指姫をさらってしまいました。
親指姫は怖くて悲しくて泣くことしかできません。
そんな親指姫を見かねた魚が、
ヒキガエルのもとから逃がしてくれました。
そして、親指姫は池から小河へと流されていきました。
しかし、今度は働きバチにさらわれてしまいました。
働きバチとは姿かたちが異なる親指姫を見て
何なんだコイツは…!?
と怪しむ女王蜂。
そこで、親指姫は必死で訴えます。
「女王様、私は蜂ではないのです。」
「ならば、早く自分の家にお帰り」
と、女王蜂。
結局、ハチの巣から追い出された親指姫。
小さな親指姫にとってはとてつもなく広い草原を歩き回り、親指姫はすっかり疲れ果ててしまいました。
「おやまあ、どうしたの。うちで休みなさい。」
親指姫は親切なのねずみのおばさんに助けられ、一緒に暮らすことになりました。
秋になり、親指姫はケガをした一羽のツバメを助けました。
ツバメが元気になると、一緒に行こうと誘いますが、親指姫はのねずみのおばさんをおいてはいけないと断ります。
そんなある日のねずみのおばさんの家にモグラが訪ねてきました。
なんとモグラは親指姫に一目ぼれしていろいろなプレゼントをし、結婚を申し込みました。
のねずみのおばさんはお金持ちのモグラとの結婚に大賛成。
嫌がる親指姫の話なんて聞きません。
泣きながら冬を越し、春がやってきました。
結婚式がもう明日へと迫ってきた日。
ツバメが戻ってきました。
「ツバメさん。私を連れて行ってください。」
親指姫はツバメに乗り、お花畑にやってきました。
そこには親指姫と同じ人々がたくさん暮らしていました。
「ここならあなたにピッタリです。お幸せに」
そして親指姫は素敵な王子様と出会い、2人は結婚しました。
そうして親指姫はいつまでもいつまでも幸せに暮らしましたとさ。
親指姫(おやゆび姫)のまとめ、教訓と感想!
デンマークの作家アンデルセンによって書かれた童話の1つです。
次々と親指姫に降りかかる災難にハラハラしますね。
このお話からは
あきらめずに自分を信じていればかならず自由になれる
ということがわかりますね。
親指姫、次々とさらわれてかわいそうだな…。
でも、最後は幸せになれてよかった!