おおきなかぶのサクッとあらすじ!
まずは、登場人物と簡単なあらすじを見ておこう♪
- おじいさん…かぶのたねをうえる。おおきく育ったかぶを抜こうとするが、抜くことができない。
- おおきなかぶ…抜こうとしてもぜんぜん抜けない、おおきなかぶ。
- むかしむかし、おじいさんがかぶのたねをうえた。
- おじいさんはおおきく育ったかぶを抜こうとするが、まったく抜けない。
- そこに、いろんなひとや動物が手伝いにやってくる。
- みんなで力をあわせると、おみごと! かぶが抜けた。
おおきなかぶのあらすじ!
むかしむかしのこと。
おじいさんが、かぶのたねをうえました。
「おおきくなぁれ、あまくなぁれ」
かぶはぐんぐん育っていきます。
なんと、おじいさんよりもおおきくなりました。
おじいさんはびっくりしましたが、
よぉし! と、かぶを抜くことにしました。
「よいしょ、よいしょ……」
ところが、かぶはビクともしません。
その様子をみて、おばあさんがたすけにきてくれました。
おじいさんとおばあさんが、ふたりでかぶを引っぱりはじめます。
「よいしょ、よいしょ……」
それでもかぶは抜けません。
その様子をみて、孫(まご)がたすけにきてくれました。
おじいさんとおばあさん、孫のさんにんでかぶを引っぱりはじめます。
「よいしょ、よいしょ……」
それでもかぶは、ぜんぜん、抜けません。
その様子をみて、犬がたすけにきてくれました。
おじいさん、おばあさん、孫と、犬。
さんにんといっぴきで、かぶを引っぱりはじめます。
「よいしょ、よいしょ……」
けれどもかぶは、これっぽっちも抜けません。
その様子をみて、ねこがたすけにきてくれました。
おじいさん、おばあさん、孫、犬と、ねこ。
さんにんとにひきで、かぶを引っぱりはじめます。
「よいしょ、よいしょ……」
それなのにかぶは、どうやっても抜けません。
その様子をみて、ねずみがたすけにきてくれました。
おじいさん、おばあさん、孫、犬、ねこと、ねずみ。
さんにんとさんびきで、かぶを引っぱりはじめます。
「よいしょ、よいしょ……」
そのときです。
すぽーん!
おおきな音をたてて、とうとうかぶが抜けました!
みんなはおおよろこび。
「今夜はかぶのスープにしよう!」
あまくておいしいかぶのスープを、みんなでなかよく食べました。
めでたし、めでたし。
おおきなかぶのまとめ、教訓と感想!
さいしょ、おじいさんひとりでは抜けなかったかぶ。
でも、みんなで力をあわせることで、見事に抜くことができました。
きっとこのお話は、
大変なこともみんなでがんばれば乗り越えられるよ
と教えてくれているのでしょうね。
ぼくもかぶのスープが食べたくなってきたなあ……。
どうやってつくるのかな?